障がいのある方におすすめ!就労移行支援事業所のメリット

障がい

障がいがある方で、職歴にブランクがあったり、体調面で不安を抱えている方には、就労移行支援事業所に通うことをおすすめします。就労移行支援事業所は、障がいのある方が社会復帰し、働き続けるためのサポートを提供してくれる場所です。ここでは、生活リズムを整え、必要なスキルを習得し、就職活動を進めていくことができます。

私自身も、就労移行支援事業所に1年半通い、一般企業の事務職に就職することができました。今回は、就労移行支援事業所に通うメリットについてお話ししたいと思います。

メリット

1. 生活習慣が整う

就労移行支援事業所に通うことで、生活習慣が自然に整います。最初は週に2〜3日通うところからスタートし、就職活動が本格化するにつれて、週5日通うことになります。これは、企業に就職した際に安定した勤務ができるよう、体力面を整えるためです。

夜遅くまで起きていることが習慣になっている人も、通所することで生活リズムが改善され、昼間に活動する習慣が身につきます。食生活も改善されます。昼食はバランスの取れたお弁当が無料で提供されるため、健康的な食事が取れるようになります。

画像

2. 必要なスキルが身につく

就労移行支援事業所では、仕事に必要なスキルがしっかりと身につきます。特に、PCスキルは重要なポイントです。タッチタイピングやデータ入力の練習を通して、集中力や正確性が養われます。また、Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)などの基本的なスキルや資格取得の勉強も行われます。事務職ではこれらのスキルが求められることが多いため、資格を取ることで実力を証明できます。

さらに、就労を想定したグループワークや実践的な訓練も行われます。これにより、社会人としての基本的なコミュニケーションスキルや、上司や同僚とのやりとりの方法を学ぶことができます。

画像

3. 就職活動での強みになる

就労移行支援事業所に通っていること自体が、就職活動において強みになります。特に、職歴にブランクがあったり、障がいがあるために仕事に対して不安がある方にとって、就労移行の経験は大きな武器です。

就労移行支援事業所では、スキルだけでなく、勤怠の安定も重視されます。障害者雇用を行っている企業は、「安定して働けること」を最も重要視しています。スタッフの方からも聞いたことがありますが、スキルが高くても勤怠に不安がある人よりも、スキルは少し劣るものの、勤怠が安定している人を選ぶ企業が多いのが実情です。

画像

4. 就職後のサポートが受けられる

就労移行支援事業所を卒業して就職した後も、「定着支援」というサービスが受けられます。定着支援では、就労移行のスタッフが企業に訪問し、面談を行います。企業の担当者とも面談を行い、配慮が必要な点や業務での悩みを確認し、解決策を一緒に考えてくれます。

プライベートな悩みや仕事に関する不安も、就労移行支援事業所のスタッフに相談できます。こうしたサポートがあることで、長期的に安定して働くことができる環境が整います。

まとめ

障がいがある方で、職歴に不安がある方や体調面で不安がある方にとって、就労移行支援事業所は非常に有益な支援の場です。生活習慣が整い、必要なスキルが身につき、就職後もサポートが受けられるため、無理なく社会復帰を目指すことができます。就労移行支援事業所に通うことで、将来の自分の強みとなります。

タイトルとURLをコピーしました